滋賀の日帰り旅行はここ!車・電車別モデルコースと絶景・グルメ満喫ガイド

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滋賀の日帰り旅行はここ!車・電車別モデルコースと絶景・グルメ満喫ガイド

「週末どこか行きたいけど、遠出はしんどいんだよな…」
「どうせ行くなら、移動時間より“楽しむ時間”を優先したい…」

関西から気軽に出かけられる日帰り旅として、実は“滋賀”はとても優秀な選択肢です。琵琶湖の絶景、歴史散策、グルメ、体験スポットがコンパクトに揃い、移動の負担が少ないぶん、1日の満足度がぐっと高まります。

ただ、エリアによって楽しみ方が大きく変わるため、何も考えずに向かうと「思ったより回れなかった…」という失敗も起こりがち。

この記事では、移動手段別のモデルコースから、グルメ・温泉・体験の選び方まで、初めてでも迷わず“当たりの日帰り旅”が組める滋賀の楽しみ方をまとめました。

目次

最適な滋賀日帰り旅行はコレ!目的別・移動手段別におすすめプランを紹介

滋賀日帰り旅行で“何をしたいか”で選ぶ2大テーマ

滋賀への日帰り旅行を成功させるためには、まず「どんな体験をしたいか」を明確にすることが大切です。滋賀は日本一の湖・琵琶湖を中心に広がる自然と、戦国武将ゆかりの歴史スポットが点在しており、目的によって大きく満足度が変わります。

特に日帰り旅では、移動時間と回遊性が旅の充実度を左右するため、テーマ設定が“失敗しない旅の第一歩”になります。

テーマ①:絶景が見たい

絶景を求めるなら湖西エリアが圧倒的におすすめです。白鬚神社の湖中鳥居は早朝に行くと幻想的な写真が撮れ、メタセコイア並木では季節ごとに風景が変わるフォトジェニックな景色を満喫できます。

さらに、びわ湖バレイの展望デッキ「琵琶湖テラス」はインスタでも人気の定番スポットで、ロープウェイで山上へ向かう快適さも日帰りに向いています。

テーマ②:歴史が好き

歴史が好きなら彦根城が外せません。国宝に指定された天守と、美しい庭園「玄宮園」、そして城下の夢京橋キャッスルロードでの街歩きなど、歩いて楽しめるエリアが凝縮されています。

世界遺産に登録された比叡山延暦寺も、京都からのアクセスが良く、日帰りで歴史と自然を堪能できます。

電車・車どっちが最適?移動手段別メリット&おすすめモデルコース

滋賀の日帰り旅行では「電車派」と「車派」で楽しめるルートが明確に変わります。それぞれの特徴を知ることで、スケジュールの無駄がなくなり、1日の満足度が大きく向上します。

特に初めて滋賀を訪れる場合は、移動ストレスを減らすためにも、事前の交通手段の適正判断が重要になります。

電車旅のメリット

  • 渋滞の心配がない
  • 大津・彦根の観光は駅近で完結
  • 乗り換え案内アプリで効率化しやすい
  • ランチ・カフェ巡りと相性が良い

車旅のメリット

  • 湖西の絶景ポイントをまとめて巡れる
  • 体験系スポット(信楽・甲賀)と高相性
  • 時間に縛られず自由度が高い

迷った時のモデルコース

電車旅は、主に主要駅を起点に観光が進むため「初心者旅行者」「子連れ」「ゆったり旅を望む人」におすすめです。特に大津エリアは駅から世界遺産にアクセスできる点が魅力で、ケーブルカーやローカルバスとの組み合わせで快適に回れます。

車旅は“絶景”と“体験”に特化したい人に最適です。琵琶湖の西側(湖西)は電車の本数が少ない場所も多く、白鬚神社やメタセコイア並木は車で回る方が効率的です。また、信楽焼の陶芸体験や忍者アクティビティは山間部に点在しているため、アクセス面からも車が圧倒的に便利です。

エリア選びで失敗しない!大津・彦根・湖西・甲賀の特徴

大津(京都から最速アクセス・世界遺産の宝庫)

大津は京都駅から最短10分で到着する圧倒的近さが魅力で、世界遺産「比叡山延暦寺」や湖畔の「びわこ花噴水」、日吉大社など、歴史と自然がコンパクトに収まった王道観光エリアです。移動も電車とバスで完結するため、車がなくても快適に回れます。

大津観光が向いている人
  • 歴史×自然のバランス良い旅をしたい
  • 電車で効率的に観光したい
  • 半日〜短時間でも満足度を高くしたい

とくに、比叡山延暦寺はケーブルカーで山上にアクセスでき、山頂からの琵琶湖ビューは圧巻です。観光ルートが明確なため、日帰りビギナーでも迷わず過ごせます。

彦根(国宝・街歩き・食べ歩きが楽しめる王道旅)

ゆるキャラの「ひこにゃん」も有名な彦根は、歴史旅目的の旅行者に圧倒的な人気を誇ります。国宝・彦根城は全国でも貴重な現存天守で、城下の夢京橋キャッスルロードには食べ歩きグルメやカフェが並び、歩くだけで旅情が高まります。JR路線でのアクセスも良く、電車旅との相性が抜群です。

彦根観光が向いている人
  • 歴史・城好き
  • レトロ街歩きを楽しみたい
  • 着物レンタルなどの体験を入れたい

湖西(白鬚神社・メタセコイア並木・びわ湖バレイを巡る絶景の宝庫)

湖西エリアは“滋賀の絶景ゾーン”とも言われ、特にドライブ派に最適です。白鬚神社の湖中鳥居は日の出とともに撮りたい人気スポットで、早朝の透明感ある景色は圧倒的。メタセコイア並木は新緑・紅葉・雪景色など四季で姿が変わり、写真好きの旅行者に大人気です。

湖西観光が向いている人
  • 絶景写真を撮りたい
  • 自然の中でゆっくり過ごしたい
  • びわ湖バレイで山頂カフェを楽しみたい

甲賀(忍者・陶芸・アート体験が集まる「体験の聖地」)

甲賀エリアは“体験型観光”が充実しており、子連れから大人まで幅広い層に支持されています。甲賀の里 忍術村では忍者服レンタルや手裏剣体験があり、テーマパークでは味わえないリアルな忍者文化に触れられます。

信楽エリアでは陶芸体験が人気で、職人の指導を受けながら自分だけの器を作れるのが魅力です。さらにMIHO MUSEUMでは、建築と自然が融合した圧倒的スケールの美術空間を楽しめます。

甲賀観光が向いている人
  • 子連れ旅行(アクティビティを求める)
  • 一日中“体験”を楽しみたい
  • 芸術・アート巡りが好き

【電車・バスで快適】主要駅から行ける!初心者向け・滋賀日帰り周遊コース

大津・坂本駅発|比叡山&湖畔絶景を巡る“王道ルート”

大津・坂本エリアは、電車とバス・ケーブルカーを組み合わせるだけで、「世界遺産」「湖畔の絶景」「街歩き」をすべて1日で楽しめる王道ルートです。

移動のしやすさが最大の魅力で、京都駅から最短10分という近さも相まって、日帰り旅でも余裕のある行程を組めます。とくに比叡山延暦寺は山上のパノラマビューが特徴で、琵琶湖を見渡せる爽快な景色は多くの観光客に支持されています。

大津・坂本エリアをおすすめできる理由
  • 移動のストレスを極限まで減らせるエリア構成で、旅の疲れが出にくい
  • 坂本比叡山口駅 → 坂本ケーブルを使えば、山上まで快適にアクセスでき、車の渋滞を避けられる
  • 延暦寺は広大なため、徒歩移動の負担を減らすルート選びが必要
  • 東塔エリアを最初に巡るルート(根本中堂 → 阿弥陀堂 → 文殊楼)が最も効率的
  • 拝観後は、山頂からの琵琶湖の絶景を眺めながらバスで下山できる
  • 下山後はそのまま日吉大社へ向かう王道ルートに接続でき、無駄のない観光動線が組める

大津・坂本エリアモデルコース(電車+ケーブルカー)

STEP
JR「比叡山坂本駅」に到着(9:00頃)
  • 京都・大阪からアクセス抜群
  • 到着後はバス or 徒歩で坂本ケーブル乗り場へ(バス推奨:徒歩の負担が大きいため)
  • 旅のスタートに最もスムーズな時間帯
STEP
坂本ケーブルに乗車(9:20〜)
  • 日本最長級のケーブルカーで山上へ
  • 車移動と違い、渋滞ゼロ・移動ストレスなし
  • 車窓から琵琶湖が見える絶景区間が名物

ケーブルカーは15〜20分間隔で運行。行きの乗車を少し早めにすると混雑を避けられます。

STEP
延暦寺「東塔エリア」を中心に参拝(10:00〜12:00)
  • 最も見どころが集まる延暦寺の中心部
  • 回り方の基本は次の順番が効率的
    ①根本中堂(延暦寺の総本堂・必見スポット)→②阿弥陀堂 →③文殊楼

東塔だけで約60〜90分が目安
坂や階段があるので、この順番だと負担が少ない
写真撮影は山頂の光がきれいな午前がおすすめ

STEP
山頂で琵琶湖パノラマビューを楽しむ(12:00〜12:30)
  • 東塔エリア周辺には琵琶湖を一望できる展望箇所が複数
  • 軽食 or 休憩タイムに最適
  • 午前の光が湖面に入り、透明感のある景色が見られる
STEP
比叡山内シャトルバスで下山(12:30〜13:00)
  • バスで坂本方面へ下山
  • ケーブルカーに戻らず“別ルートで降りられる”ため無駄が少ない

・徒歩の負担を最小限にできるベストな移動方法
・天候悪化時でも安全に下山できる

STEP
日吉大社の参拝(13:00〜14:00)
  • 下山後すぐのアクセスで効率が良い
  • 朱塗りの楼門、苔むした参道は写真映え抜群
  • ケーブルエリアより歩きやすく、午後の観光に最適
STEP
坂本エリアで昼食・街歩き(14:00〜15:30)
  • 町並みが美しい「坂本の里坊」周辺を散策
  • 名物の湯どうふ・蕎麦・甘味処が充実
  • ケーブル坂本駅へ戻りやすい導線でストレスなし
STEP
大津港へ移動し、湖畔散策 or びわこ花噴水(夕方)
  • 時間があれば湖岸まで足を伸ばすと満足度UP
  • びわこ花噴水は夕方〜夜の演出が見どころ

回り方のコツ
・最初に比叡山へ向かうと混雑を避けられる
・ケーブルカー利用で体力を節約(徒歩だと負担が大きい)
・大津港エリアは夕方〜夜が映える
・時間に余裕があるなら、日吉大社で御朱印巡りも人気

彦根駅発|国宝彦根城と城下町を満喫するレトロ街歩きコース

彦根駅を起点にした日帰り旅は、「歴史」「街歩き」「食べ歩き」をテンポよく楽しめることが魅力です。駅から彦根城が徒歩圏内にあるため、電車旅との相性の良さも抜群。

移動負担が少ないからこそ、ゆっくり城の美しさを味わい、城下町での食べ歩きやカフェ巡りまで堪能できます。また、着物レンタルで散策する人も多く、写真映えするスポットが点在しているため、カップル旅・女子旅にも最適です。

彦根旅の魅力
  • 国宝・彦根城の現存天守が最大の見どころで、木造建築の内部構造は歴史ファンからの評価が高い
  • 隣接する庭園 「玄宮園」では水面に映る天守が美しく、四季ごとに違う景色を楽しめる
  • 彦根城の観光後は、徒歩でそのまま 城下町「夢京橋キャッスルロード」へ移動できる抜群の動線
  • 白壁の町家が連なる風情ある街並みで、散策そのものが楽しめる
  • 近江牛コロッケ、和スイーツ、甘味処など“食べ歩きグルメ”が充実しており、旅の満足度が高い
  • 城・庭園・街歩きの3要素が揃い、初心者でも外れのない観光ルートを組みやすい

彦根駅発モデルコース(電車+徒歩で完結)

STEP
JR彦根駅に到着(9:00〜9:30)
  • 駅周辺は整備されており観光情報の入手もスムーズ
  • 徒歩 or レンタサイクルで彦根城方面へ移動(徒歩で約15〜20分)
  • 荷物がある場合は駅のコインロッカー使用がおすすめ
STEP
夢京橋キャッスルロードで“着物レンタル”(9:30〜10:00)
  • お店が駅〜城の動線上にあるため導線が良い
  • 和装で城下町を歩くと写真映えし、SNS発信との相性が◎
  • 事前予約すると好みの柄を選べる(アフィリエイト最適ポイント)

季節によって着付けが混雑するため、午前枠の予約が旅をスムーズにします。

STEP
国宝・彦根城へ入城(10:00〜11:30)
  • 現存天守ならではの木造建築を体感
  • 天守は階段が急なので和装の場合は注意
  • 天守最上階からの琵琶湖ビューは午前が逆光になりにくくおすすめ

効率的に回るルート
①表門 → ②天守内部 → ③廊下橋 → ④西の丸三重櫓

STEP
玄宮園で四季の庭園美を楽しむ(11:30〜12:00)
  • 水面に映る彦根城が美しい絶景スポット
  • 季節の花・紅葉時期は特にフォトジェニック
  • ベストは“午前後半~昼前”で光の反射が柔らかく美しい
STEP
夢京橋キャッスルロードに戻り、ランチ&食べ歩き(12:00〜14:00)
  • 白壁の町家が続く、散策に最適なエリア
  • 着物で歩くと雰囲気が増すため、写真撮影も楽しい
  • おすすめグルメ(近江牛コロッケ・政所園の抹茶ソフト など)

動線がコンパクトなため、ゆっくり街歩きできるのが彦根旅の強み。

STEP
着物返却 → 駅へ戻る(14:00〜14:30)
  • 返却後もそのまま徒歩で駅へ移動できるよう動線を調整
  • 時間に余裕があれば、お土産購入やカフェ休憩へ
STEP
時間があれば黒壁スクエアへ寄り道
  • 彦根駅から電車で約10分の長浜駅へ移動
  • ガラス工房・ミュージアム・カフェが集まる人気エリア

彦根城を楽しむためのコツ
・天守は朝〜昼前が比較的空いている
・玄宮園は逆光にならない時間帯(昼過ぎ)が写真向き
・着物レンタルは事前予約が確実
・近江牛グルメは売り切れが早いため早めのランチが鍵

【ドライブ派に最適】琵琶湖の絶景と体験を贅沢に楽しむ日帰りモデルコース

白鬚神社・メタセコイア・びわ湖バレイ|湖西の絶景を完全制覇するフォト旅

湖西エリアは、滋賀の中でも“圧倒的な絶景密度”を誇るドライブコースです。運転の自由度を活かし、「白鬚神社(湖中鳥居)」「メタセコイア並木」「びわ湖バレイ(琵琶湖テラス)」を1日にまとめて巡れるのは車旅ならでは。

各スポットは公共交通ではアクセスしづらく、車だからこそ最適な順序で動けるメリットがあります。写真映えも抜群で、四季ごとに風景が変わるため、何度訪れても新しい景色に出会える点も魅力です。

湖西エリアをおすすめできる理由
  • 琵琶湖×山並みの“立体的な絶景”を楽しめる滋賀随一のエリアで、写真を撮るだけでも旅の満足度が高い
  • 白鬚神社 → メタセコイア並木 → びわ湖バレイと、人気スポットが一直線に並び、移動効率が非常に良い
  • 湖西は飲食店・道の駅(藤樹の里あどがわ・妹子の郷)が点在し、休憩とグルメの計画が立てやすい
  • 主要スポットには駐車場が整備されており、初めてのドライブ旅でも迷いにくい導線が作れる
  • 湖岸エリアは都市部より混雑が分散しやすく、“気軽に絶景を独占できる”穴場時間帯が多い

湖西の絶景を完全制覇するフォト旅モデルコース(日帰り)

STEP
白鬚神社で朝の光を撮る(6:00〜7:00)
  • 湖に浮かぶ鳥居が朝日に染まり、最も美しく見える“ゴールデンアワー”
  • 車は白鬚神社前の駐車場へ(早朝は比較的空いていて撮影しやすい)
  • 湖岸道路を渡る必要があるため、安全確保は必須
  • 朝の静けさと鳥居のシルエットは、湖西旅のハイライトとして確実に撮影しておきたい景色

・日の出撮影が旅のスタートに最適
・湖面が穏やかな早朝は、鳥居のリフレクション(反射)が狙える

STEP
道の駅 藤樹の里あどがわで軽朝食(7:30〜8:00)
  • 白鬚神社から車で約10分
  • 名物「あげぱん」や地元産のパン・コーヒーなど軽食が揃う

・朝の静かな時間帯でゆったりできる
・トイレ休憩や飲み物の補給にも最適

STEP
メタセコイア並木で四季のトンネルを撮る(8:15〜9:00)
  • 朝の柔らかい光が、緑・紅葉・雪景色など季節ごとの色を引き立てる
  • 並木の中央付近に駐車場があり、徒歩で撮影スポットへアクセス可能
  • 道路は生活道路のため、車の往来を妨げないように注意が必要

・朝は人が少なく、車も少なめで撮影しやすい
・並木全体を入れる“縦構図”が映える

季節によるおすすめカット
  • 春:新緑のやわらかい光と左右に抜ける直線構図
  • 夏:青空と濃い緑のコントラスト
  • 秋:黄金色のトンネル(最も人気)
  • 冬:雪化粧の並木道(幻想的で唯一無二)
STEP
ランチ休憩(9:30〜11:00)

湖西エリアは早い時間から営業している店が少なめのため、以下の2つが旅の流れに合います。

  • 候補①:道の駅 藤樹の里あどがわへ戻る
    テイクアウト中心で軽めのランチに向いている
  • 候補②:鯖寿司・発酵料理の店(高島市内)
    湖西ならではの郷土料理が味わえる
STEP
びわ湖バレイへ移動(11:00〜11:30)
  • メタセコイア並木から車で約20〜25分
  • 駐車場は大きいが、昼前後のほうが混雑が少ない
  • ロープウェイ乗り場までは徒歩すぐ
STEP
びわ湖バレイのロープウェイで山頂へ(11:30〜12:00)
  • 一気に標高1,100m付近へ上がるため、景色の変化が圧倒的
  • ロープウェイ内からすでに絶景がはじまる

混雑回避のため事前予約がおすすめ

STEP
琵琶湖テラスで絶景カフェタイム(12:00〜13:30)
  • 山頂から望む琵琶湖はまさに“空と湖がつながるようなパノラマ”
  • テラス席・ガラス張りのデッキ・ゆったり過ごせるカフェが揃う
  • 雲海が出る日もあり、写真映えは湖西エリアで随一

・早めの時間に行くことで、午後の混雑を避けられる
・テラス利用は季節により気温差に注意(羽織りもの必須)

STEP
山頂散策&フォトスポット巡り(13:30〜14:30)
  • グランドテラス/ノーステラスなど複数の撮影スポットを巡る
  • 夏は緑の高原、冬は雪景色など季節によって印象が大きく変わる
  • 滞在時間は余裕をもって60分〜90分がおすすめ
STEP
ロープウェイで下山 → 帰路へ(14:30〜15:00)
  • 帰りは比較的混雑しやすいタイミングのため、少し早めの下山がベスト
  • 帰る前に「妹子の郷」へ寄れば、お土産購入や休憩がスムーズ

忍者×陶芸×アート|甲賀・信楽で楽しむ“体験づくし”のドライブ旅

甲賀・信楽エリアは、滋賀の中でも「体験型アクティビティ」が圧倒的に充実したエリアです。車で回ることでアクセスがスムーズになり、「忍者」「陶芸」「アート鑑賞」の3ジャンルを1日で楽しむことができます。

子連れ・カップル・大人旅すべてにフィットする万能エリアのため、旅のテーマとしては“体験をメインにしたい人”に特におすすめです。

甲賀の里 忍術村|忍者修行・手裏剣投げが本格的に体験できる

忍術村は「忍者になりきれる体験施設」として全国でも高い人気を誇るスポットです。山間に広がる敷地には、からくり屋敷・忍者修行アスレチック・手裏剣体験など、“本物志向のアトラクション”が揃っています。

忍術村の魅力
  • 忍者服レンタルで“完全な忍者モード”になれる
  • 忍び道具を使った修行が本格的
  • 手裏剣体験は大人も子供も夢中に
  • からくり屋敷は写真映えも抜群

ベストな訪問時間
午前中(10〜12時)がもっとも快適で、午後は家族連れが増えるため混雑しやすい傾向があります。

信楽|陶芸体験で“世界にひとつだけの作品”を作る

信楽は日本六古窯のひとつとして知られ、土の風合いを生かした温かみのある焼き物が魅力です。陶芸体験では、手びねり・ろくろ・絵付けなど初心者でも参加しやすいコースが揃い、自分だけの器づくりに没頭できます。

作業中は土の感触に癒やされ、完成品が届く頃に旅の余韻がよみがえるのも信楽ならでは。カフェやギャラリー巡りとセットで楽しめるため、カップル・友人旅・一人旅のどれにも相性が良いスポットです。

信楽陶芸体験の魅力
  • 職人がマンツーマンで教えてくれる
  • 電動ろくろ・手びねりなど選べるメニューが多い
  • 初心者でも1〜2時間で作品づくりができる
  • カップルや女子旅に人気(写真映えも良い)

MIHO MUSEUM|建築美×自然が融合する“谷に抱かれた美術館”

MIHO MUSEUMは、世界的建築家I.M.ペイによる「桃源郷をイメージした美術館」で、山々に囲まれた谷に静かに佇む姿が圧巻です。ガラスと金属を組み合わせた洗練された建築美、トンネルを抜けて橋を渡るアプローチはまるで物語の世界への入口のようです。

展示室では古代美術を中心に上質なコレクションを鑑賞でき、自然とアートの調和が訪れる人を魅了します。季節ごとに景観が変わり、写真スポットとしても人気の高い美術館です。

MIHO MUSEUMの魅力
  • 美術館へ向かうトンネルが“異世界感”満載
  • ガラス越しの自然風景が圧倒的に美しい
  • カフェテラスの眺めが格別
  • 季節展示も充実

ゆっくり鑑賞すると90〜120分ほど必要なため、午後の落ち着いた時間帯が特におすすめです。

滋賀日帰りで絶対に外せない!ご当地グルメ&癒やしの温泉スポット

近江牛だけじゃない!滋賀の“ご当地味覚”

滋賀といえば近江牛が有名ですが、実は“湖国ならではの味”が多彩に揃っています。地元民が普段から食べる気取らないローカル飯から、観光客に人気の名物まで豊富です。

① 鯖寿司(高島市・湖西エリア)
  • 古くから伝わる発酵文化を象徴する名物
  • 甘めの酢飯と肉厚な鯖の旨みが特徴
  • ドライブ途中の道の駅で買える手軽さも魅力
② のっぺいうどん(長浜市)
  • とろみのある出汁と大きな椎茸が入った“あったか郷土料理”
  • やさしい味で疲れた身体に染みる
  • 寒い季節の旅に相性抜群
③ 近江ちゃんぽん(彦根市発祥)
  • 長崎ちゃんぽんとは違い、透明感のある和風スープが特徴
  • 野菜たっぷりで飽きない味わい
  • 時間がない時のランチにも最適
④ 焼きたてピザ(道の駅 せせらぎの里こうら)
  • 地元産チーズを使うことで濃厚ながら軽い仕上がり
  • 小腹を満たすのに最適で、ドライブ旅の名物として人気

滋賀は実は“スイーツの聖地”

滋賀のスイーツは、テイクアウト向きの和菓子、写真映えする洋菓子、カフェスイーツまで幅広く、観光ルートに組み込みやすいのが魅力です。

① 叶 匠壽庵 寿長生の郷(大津市)|季節の和スイーツ
  • 里山に広がる広大な敷地にカフェ・菓子工房がある“和菓子のテーマパーク”
  • 名物の「生どら焼き」や、季節のパフェ・大福が絶品
  • 散策しながら甘味を楽しめるのが嬉しいポイント
② ラ コリーナ近江八幡|焼きたてバームクーヘン
  • SNS人気No.1の観光施設
  • 目の前で焼き上げるバームクーヘンは“外カリ中ふわ”の食感が格別
  • 写真映えする芝屋根の建物も旅の思い出に
③ English Garden ローザンベリー多和田|英国風スイーツ
  • バラ庭園に囲まれた世界観の中で味わうスコーン・紅茶が人気
  • 季節ごとのテーマ装飾が美しく、女子旅・カップルに好相性
④ 道の駅スイーツ(妹子の郷・藤樹の里あどがわ)
  • 「妹子の郷」:濃厚ミルクソフトが名物
  • 「藤樹の里」:揚げたてサクふわの“あげぱん”が大人気
  • 朝・昼の軽食として気軽に楽しめる

道の駅で楽しむ地元産品とテイクアウトグルメ

道の駅 アグリパーク竜王(竜王町)

アグリパーク竜王は“農業体験型”の道の駅として珍しいタイプで、広大な敷地に果樹園・体験農場・直売所・レストランが揃う複合施設です。

特に人気なのが季節のフルーツ狩り(いちご・桃・ぶどう・梨)で、週末は家族連れで賑わうスポット。直売所では採れたての野菜や果物はもちろん、地元ブランド米「みずかがみ」、竜王そば、生鮮加工品など“スーパーでは買えない地元食材”が並びます。

テイクアウトグルメでは、濃厚ミルクソフトクリーム、野菜を使った農家の手づくりコロッケ、地元牛乳で作るプリンなどが特に好評。芝生広場が広いため、買ったものをその場でピクニック気分で楽しめるのも魅力です。

住所滋賀県蒲生郡竜王町山之上6526
アクセス国道477号沿い/名神竜王ICから車で約10分
営業時間直売所など:9:00〜17:00(7〜8月は〜18:00)
※曜日・季節により変動あり。
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜)
駐車場台数約200台(普通車ほか) 無料

道の駅 藤樹の里あどがわ(高島市)

湖西の食の中心地とも言える高島市にある道の駅で、“地元名物をまとめて味わえる”と評判です。

特に人気なのが揚げパン専門店の「あげぱん」で、外はカリッと中はふわふわという絶妙な食感がファンを増やしています。味はプレーン・きなこ・シナモンなど複数あり、すぐ売り切れることもある人気商品です。

また、高島は発酵食の文化が強く、直売所では鯖寿司・なれずし・地元の発酵惣菜が豊富に揃う点も特徴。特に鯖寿司は観光客に人気で、買って帰るお土産としても重宝されます。

住所滋賀県高島市安曇川町青柳1162-1
アクセス国道161号沿い/湖西線「安曇川」駅から徒歩約15分
営業時間道の駅本体:9:00〜18:00。
定休日:毎月第2水曜日(ただし4月・8月・11月は無休)、および元日。
駐車場台数普通車 約97台、大型車 約15台、障害者用 約3台

道の駅 妹子の郷(大津市)

道の駅 妹子の郷は、湖西玄関口にあるため、“最も立ち寄りやすい道の駅”として人気があります。京都から湖西へ向かう際に必ず通る交通の要衝で、駐車場も広く快適なのがポイント。

レストランでは、地元食材を使った「近江牛ハンバーグ」や「湖魚定食」が楽しめるほか、テイクアウトでは「妹子ソフトクリーム」が特に好評。濃厚ながら後味スッキリのミルク味で、琵琶湖ドライブの休憩にぴったりです。

住所滋賀県大津市和邇中528
アクセス国道161号 湖西道路  和邇(わに)インターチェンジ内
営業時間特産品販売所:9:00〜18:00、レストラン:10:00〜18:00(L.O.17:00)、
休日は19:00まで営業の場合あり。季節・曜日で変動。
駐車場台数約115台〜(普通車+大型車など) 無料

道の駅 せせらぎの里こうら(犬上郡)

彦根市・長浜市の中間に位置し、“焼き立てピザ”が名物の珍しい道の駅です。特に人気の「ダブルチーズピザ」は、地元産モッツァレラチーズを贅沢に使った濃厚な味わいで、週末には30分以上待つこともあるほど。

直売所には、新鮮野菜・地元味噌・名物漬物など滋賀北部の特産品がずらりと並び、季節限定のジャムや手作りパンも人気で、地元クリエイターの雑貨販売がある点も独特の魅力です。観光ルート的には、黒壁スクエア(長浜)や彦根城へ向かう途中の休憩スポットとして活用できます。

住所滋賀県犬上郡甲良町金屋1549-4
アクセス名神自動車道 湖東三山スマートインターより約8分/JR琵琶湖線 河瀬駅から車で約15分
営業時間直売所:9:00〜17:00、軽食・PIZZERIA:10:00〜17:00、
幸楽食堂:8:00〜16:00など、施設により営業時間が異なる。
定休日:毎月第2月曜日(ただし8月・11月は無休)
駐車場台数普通車55台、身障者用3台、思いやり駐車場4台、大型車20台

琵琶湖を一望できる日帰り温泉・スパでリフレッシュ

スパリゾート雄琴あがりゃんせ(大津市)

琵琶湖エリア最大級のスパリゾートで、「旅の疲れを完全リセットしたい人」に最適な総合リラクゼーション施設です。露天風呂・岩盤浴・レストラン・休憩スペース・エステ・フィットネスを揃え、1日滞在できるほどの規模を誇ります。

特に「琵琶湖を望む大露天風呂」は圧巻で、夕方〜夜のライトアップタイムは旅の締めくくりにぴったりです。

所在地滋賀県大津市苗鹿3丁目9-5
車でのアクセス・名神高速「京都東IC」から約20分
・湖西道路「仰木雄琴IC」から約5分(最寄り)
駐車場無料駐車場 約500台(大型対応)
公共交通アクセス・JR湖西線「おごと温泉駅」から無料送迎バス利用(所要約5分)
・駅西口ロータリーより1時間に1本程度運行
周辺エリア琵琶湖沿い・雄琴温泉街エリア

守山湯元 水春 ピエリ守山(守山市)

琵琶湖大橋の東側に位置する大型温泉スパで、“ショッピングと温泉をセットで楽しめる”のが特徴。隣接の商業施設「ピエリ守山」では買い物・フードコート・カフェが揃い、“旅の締めに寄るサッと入れる温泉”として使いやすいのが強みです。

館内設備が広く、湖の風を感じる露天風呂や岩盤浴、リクライナーなどが揃っているため、長時間のドライブ後にも最適です。

所在地滋賀県守山市今浜町2620-5(ピエリ守山内)
車でのアクセス・名神高速「栗東IC」から約25分
・湖西方面からは「琵琶湖大橋」渡ってすぐ
駐車場ピエリ守山大型駐車場(無料/収容力3,700台以上)
公共交通アクセス・JR湖西線「堅田駅」から近江鉄道バス(ピエリ守山行き)乗車約10分
・JR琵琶湖線「守山駅」から路線バスで約30分
周辺エリア琵琶湖大橋・湖岸道路沿いのレイクビューエリア

くつき温泉てんくう(高島市)

湖西北部・朽木の自然に囲まれた、“静かに癒やされたい人向けの隠れ家的日帰り温泉”です。山や渓谷を望むロケーションが最大の魅力で、観光地のような混雑が少ないのが特徴です。

ドライブ旅の疲れをゆっくり癒すのに最適で、白鬚神社・メタセコイア並木を巡ったあとに訪れる人が多いです。

所在地滋賀県高島市朽木旭1
車でのアクセス・湖西道路(国道161号)「安曇川」方面 → 国道367号へ約25〜30分
・京都市内(出町柳)から鯖街道経由で約60分
駐車場約100台(無料)
公共交通アクセス・JR湖西線「安曇川駅」から江若交通バス「朽木学校前」行き
 → 終点下車(約35分)→ 徒歩7分
周辺エリア朽木渓谷・安曇川上流エリア(自然に囲まれた静かな山間)

滋賀日帰り旅行で失敗しないためのQ&A

車と電車、どっちで行くほうが効率よく回れますか?

目的次第ですが、絶景中心なら車、街歩き中心なら電車が最適です。
湖西や高島などの“絶景ライン”は車が圧倒的に効率的。一方、大津・彦根の城・寺・街歩きは駅から徒歩圏で完結するため電車のほうがスムーズです。混在させず「車=絶景」「電車=街歩き」で分けると失敗がありません。

初めて行くなら、どのエリアを選べば間違いない?

迷ったら「大津」か「彦根」を選べば外しません。
大津は比叡山や琵琶湖ビュー、寺社巡りが1日でまとまり、彦根は城・庭園・食べ歩きがコンパクトに揃う“初心者向け万能エリア”。湖西は絶景重視の人に最適ですが、移動距離が長く、事前のルート決めが必須です。

雨の日でも楽しめるスポットはありますか?

MIHO MUSEUM、琵琶湖博物館、黒壁スクエアなど屋内中心の観光が充実しています。
美術館・博物館・複合モールが多いため、天候に左右されにくいのが滋賀の強み。特にMIHO MUSEUMは建築美そのものが見どころで雨の日こそ映えるスポットです。屋内+短距離移動の組み合わせで快適に過ごせます。

ランチ難民にならないためのコツはありますか?

郊外エリアは早めの時間(11:00〜)に入るか、道の駅を活用するのが最適です。
湖西・高島・信楽は人気店が混みやすく、14時前後に閉まる店もあるため“遅めランチ”が難しい傾向。道の駅のテイクアウトや軽食を挟むと待ち時間が減り、スケジュールが安定します。

観光に失敗しないために、絶対に予約したほうがいいものは?

びわ湖バレイのロープウェイ、信楽の陶芸体験、彦根の着物レンタルは予約必須です。
どれも混雑時は“当日枠待ち”で時間を失いやすい人気スポット。とくに日帰り旅では1つの待ち時間が全体に響くため、事前予約が最大の時短策になります。アクティビティは予約サイトを使うと空き状況が比較しやすいです。

まとめ

滋賀の日帰り旅行は、エリアごとに「絶景」「歴史」「体験」「グルメ」「温泉」が揃い、どんな旅のスタイルにも合わせやすいのが魅力です。

電車なら大津・彦根、車なら湖西・甲賀が最適で、季節や天候に合わせてルートを柔軟に組めば、1日でも驚くほど充実した旅になります。道の駅やスイーツスポットで地元の味を楽しみ、最後は琵琶湖ビューの温泉で締めれば、満足度の高い“ちょっと贅沢な休日”が完成します。

次の休日は、無理なく楽しめる滋賀の旅へ出かけてみませんか?

滋賀の日帰り旅行はここ!車・電車別モデルコースと絶景・グルメ満喫ガイド

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この記事を書いた人

「旅で人生を豊かに!」がモットー。編集者として、旅行先のリアルな情報やお得な旅のテクニックを日々調査・発信しています。あなたの旅を全力でサポートします!

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