桜といえば3月下旬〜4月というイメージが強いですが、静岡では1月からひと足早く“春の景色”を楽しめることをご存じでしょうか。
温暖な気候に恵まれた静岡県では、あたみ桜・土肥桜・河津桜といった早咲き桜が次々と開花し、長い期間にわたってお花見を楽しめるのが大きな魅力です。
一方で、「いつ行けば見頃なの?」「河津桜以外にも名所はある?」「混雑を避ける方法は?」といった疑問を持つ方も多いはずです。
早咲き桜は見頃が短く、情報不足のまま出かけると咲いていなかった・人が多すぎたと後悔してしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では、静岡の早咲き桜をベストなタイミングで楽しむために知っておきたい情報を、初めての方にも分かりやすくまとめました。
見頃時期の考え方から、河津桜の定番・穴場スポット、1月・3月に狙える名所、目的別モデルコース、旅行前の注意点、そしてお得な予約方法までを網羅しています。
混雑を避けながら、写真映えも満足度も妥協しない。そんなワンランク上の桜旅を実現したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
静岡の早咲き桜はいつが見頃?|1月〜3月の開花時期と桜の種類を徹底解説
静岡県は、全国の中でも1月から桜を楽しめる希少なエリアとして知られています。
一般的に桜といえば3月下旬〜4月のイメージが強いですが、静岡では気候条件と品種の特性が重なり、「早咲き桜のリレー」が1月下旬から3月中旬まで続きます。
そのため、旅行時期を少しずらすだけで、混雑を避けながら桜を楽しめるのが大きな魅力です。
なぜ静岡は桜が早く咲く?|あたみ桜・土肥桜・河津桜の違いと特徴
静岡で早咲き桜が楽しめる最大の理由は、温暖な気候と海に囲まれた地形にあります。
特に伊豆半島は黒潮の影響を強く受け、冬でも比較的気温が高く、霜が降りにくい環境です。このため、桜の休眠打破(花芽が目覚める現象)が早く起こり、他地域よりも早く開花します。
さらに、静岡には早咲き専用とも言える品種が複数存在します。代表的なのが以下の3種です。
あたみ桜(1月中旬〜2月上旬)
熱海市を代表する「あたみ桜」は、日本で最も早く咲く桜として知られています。
1月中旬から咲き始め、見頃は1月下旬。花は中輪で淡いピンク色、開花期間が長いのも特徴です。
冬の温泉旅行と組み合わせやすく、「正月明けに桜を見る」という非日常感が味わえます。
土肥桜(1月下旬〜2月中旬)
土肥周辺で見られる土肥桜は、濃いピンク色が印象的な早咲き品種です。
開花時期はあたみ桜と河津桜の中間で、1月下旬〜2月中旬がピーク。本数は多くありませんが、その分観光客が少なく、写真愛好家に人気の穴場となっています。
河津桜(2月上旬〜3月上旬)
河津町発祥の河津桜は、静岡の早咲き桜を全国区にした存在です。
花が大きく色が濃いため、満開時の迫力は別格。2月上旬から咲き始め、2月中旬がピークになる年が多いのが特徴です。
このように、品種ごとに見頃がずれているため、静岡では1〜3月にかけて長期間お花見を楽しめます。
【ひと目で分かる】静岡・早咲き桜の見頃カレンダー(1月下旬〜3月中旬)
早咲き桜を確実に楽しむためには、「いつ・どの桜がピークなのか」を把握することが重要です。以下は、旅行計画にそのまま使える見頃カレンダーの整理イメージです。
| 時期 | 主な桜の種類 | 主なエリア | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1月中旬〜下旬 | あたみ桜 | 熱海市 | 日本最速、温泉旅行と相性抜群 |
| 1月下旬〜2月中旬 | 土肥桜 | 西伊豆・土肥 | 濃いピンク、穴場向け |
| 2月上旬〜下旬 | 河津桜 | 河津町・南伊豆 | 本数・規模ともに最大 |
| 3月上旬〜中旬 | 掛川桜など | 掛川市周辺 | 河津後の“次の選択肢” |
このように見ると、2月は河津桜の最盛期で最も華やかですが、その分混雑しやすい時期でもあります。
一方で、1月のあたみ桜や3月の掛川桜を選べば、比較的落ち着いた環境で桜を楽しめるため、カップルや家族連れには特におすすめです。
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【2月がベストシーズン】一生に一度は見たい!静岡・河津桜の絶景名所&穴場スポット
まだ寒さの残る2月ですが、静岡県では一足早く春の絶景が幕を開けます。ソメイヨシノよりもピンク色が濃く、約1ヶ月間も咲き続ける「河津桜(かわづざくら)」をご存知でしょうか?
花が大きく色が濃いため、満開時の華やかさが別格で、写真映え・旅の満足度ともに非常に高いのが特徴です。
静岡県内には、「河津桜」発祥の地である伊豆エリアをはじめ、富士山とのコラボレーションが楽しめる穴場など、数多くの名所が存在します。
河津桜まつり(河津町)|発祥の地で楽しむ圧巻の桜並木と混雑回避のコツ
静岡の早咲き桜といえば、やはり発祥の地である河津町は外せません。毎年多くの観光客が訪れる、まさに「聖地」です。
河津町の魅力
河津町をおすすめする最大の理由は、「町全体がピンク色に染まる圧倒的なスケール感」にあります。
河津川沿いの約4kmにわたる桜並木(約850本)を含め、町内には約8,000本もの河津桜が植栽されています。
特に、川沿いの遊歩道を覆い尽くす桜のトンネルは他では見られない迫力で、川・桜・青空が重なる構図は、どこを切り取っても絵になります。
また、約1ヶ月という開花期間の長さも魅力で、満開の時期だけでなく、五分咲きや散り際でも十分に美しい風景を楽しめます。
現地の楽しみ方と攻略法
「菜の花ロード」は必見
足元に広がる菜の花の鮮やかな黄色と、頭上を覆う河津桜の濃いピンク色のコントラストは、写真映え間違いなしです。
露店でグルメを楽しむ
まつり期間中は川沿いに多くの露店が並びます。桜を見ながら、伊豆名産の柑橘類や、桜餅などを食べ歩くのが河津流の楽しみ方です。
夜のライトアップも見どころ
昼とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。日帰りだと見逃しがちですが、宿泊することで昼夜2回楽しむことが可能です。
混雑回避のポイント
河津町は人気スポットゆえに、「渋滞」と「混雑」が最大の課題です。特に2月中旬の土日祝は大渋滞が発生し、駐車場待ちで1〜2時間かかることも珍しくありません。
電車でのアクセス+1駅前で下車
シーズン中の伊豆半島の道路は激しく渋滞するため、電車利用がおすすめ。河津駅から一駅手前・先の駅を利用し徒歩移動が最善策です。また、特急「踊り子」号の利用も賢明。特に2026年は、大宮や高尾から直通の臨時特急「みなみの桜河津桜号」も運行されるため、首都圏からのアクセスが非常に便利になっています。
早朝または夜間を狙う
日中は大混雑しますが、早朝(朝8時前)の静かな時間帯や、ライトアップが行われる夜間(18時以降)は比較的落ち着いて鑑賞できます。夜桜は昼間とは違った幻想的な雰囲気が漂い、デートにも最適です。
可能であれば平日+1泊で訪問
宿泊すれば、観光客が少ない早朝や夕方以降に桜を鑑賞できるのが最大のメリットです。人の少ない時間帯は写真撮影にも最適で、落ち着いて河津桜本来の美しさを楽しめます。
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みなみの桜と菜の花まつり(南伊豆町)|桜×菜の花の映え写真スポット
河津町の混雑を避けつつ、同レベルの感動を味わいたい人におすすめなのが、南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」です。
南伊豆町の魅力
南伊豆町は、「のどかな田園風景と広大な菜の花畑」が最大の特徴です。青野川沿いの約2kmにわたり約800本の河津桜が咲き誇ります。
特に約3万平方メートルもの休耕田を利用した「菜の花畑」は圧巻で、一面のイエローとピンクの競演は、まさに楽園のような美しさです。
写真のバリエーションが非常に多く、桜並木・菜の花畑・川・山並みが同時に収まるため、スマホでも一眼でも満足度の高い写真が撮れます。
見どころ
お花見人力車
桜のトンネルの下を人力車で優雅にくぐる体験は、特別な思い出になります。
夜桜流れ星
青く光るLEDボール「いのり星®」を川に流すイベントで、ライトアップされた夜桜と水面の青い光が織りなす幻想的な光景は必見です。2026年は2月27日〜3月1日限定で開催。
「伊勢海老みそ汁」の無料サービス
2月15日(日)と22日(日)には、名物の「伊勢海老みそ汁」の無料サービス(数量限定)があります。※1日2回(1回約200杯分)/1回目:11:00~、回目:13:00~
おすすめモデルコース
昼間に訪れる場合は、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」を拠点に、青野川沿いを散策するのがおすすめ。菜の花畑の中には木道があり、埋もれるような写真が撮れます。
夕方〜夜にライトアップを楽しみたい場合は、下賀茂温泉で日帰り入浴を楽しんだ後、18時以降の訪問を狙いましょう。
1泊で旅程を組み、宿を拠点に昼と夜の景色を両方楽しむのもおすすめです。
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かんなみの河津桜(函南町)|富士山と桜を同時に撮れる静岡の穴場名所
伊豆半島の入り口に位置する函南(かんなみ)町。ここは知る人ぞ知る、「富士山×河津桜」の絶景スポットです。
河津や南伊豆は伊豆半島の南端にあり、アクセスに時間がかかりますが、函南町は三島や熱海からも近く、首都圏からのアクセスが抜群に良いのが特徴です。
それでいて、観光客の集中度は南部に比べて低いため、「アクセスの良さ」と「混雑の少なさ」を両立した穴場と言えます。
「かんなみの桜」の魅力
「かんなみの桜」の舞台は、柿沢川の堤防沿いです。ここには約410本の河津桜が植えられており、堤防には菜の花も咲いています。
最大の見どころは、「桜並木の背後にそびえる富士山と箱根連山」です。天気の良い日には、雪を被った富士山、手前のピンク色の桜、そして黄色い菜の花という、日本の春を象徴する「三段活用」の絶景写真を撮ることができます。
河津町ほどの屋台やイベントはありませんが、その分「静かに桜を楽しみたい」という層には最適です。
おすすめの過ごし方
「かんなみの桜まつり」期間中は、臨時駐車場も整備され、約2〜3kmの散策コースをゆったりと歩くことができます。
近くには「畑毛(はたけ)温泉」という、ぬる湯で有名な温泉地があります。散策で冷えた体を、長湯ができる畑毛温泉で温めるのが黄金ルートです。
また、伊豆の玄関口であるため、ここを起点に中伊豆や西伊豆へドライブに向かうプランもおすすめです。
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東大山の河津桜(浜松市)|人が少ない桜トンネルでゆったりお花見
最後に紹介するのは、静岡県の浜松市にある「東大山(ひがしおおやま)の河津桜」です。
農道沿いに続く河津桜が、自然な桜のトンネルを作り出しており、観光地化されすぎていない素朴さが魅力です。
東大山の魅力
伊豆の河津桜は有名ですが、静岡県西部(浜松方面)に住んでいる方や、名古屋方面からの旅行者にとっては、伊豆まで行くのは大変です。
東大山の河津桜は、浜松西インターチェンジから車で約5分という圧倒的な好立地にあります。
花川堤防沿いの両岸約1kmにわたり約400本の河津桜が植えられており、地元有志の方々が18年以上かけて整備してきました。「県西部最大の河津桜並木」としての誇りを感じるスポットです。
現地の雰囲気と楽しみ方
ここの魅力は、観光地化されすぎていない「手作り感」と「のどかさ」です。堤防沿いには菜の花畑も整備されており、ピンクと黄色の「花街道」を歩くことができます。
「東大山河津さくらまつり」の期間中は、地元の特産品を販売する売店が出たり、週末には太鼓演奏などのイベントが行われたりと、ローカルなお祭り気分を味わえます。
桜の木が成長し、しっかりとした「桜のトンネル」が形成されているため、混雑必至の伊豆に行かずとも、十分に没入感のあるお花見が可能です。
周辺観光との組み合わせ
浜松市には、同じく早咲きの「カンザンジザクラ」が見られる「はままつフラワーパーク」や、うなぎの名店が多数あります。
東大山で桜を見た後は、浜名湖周辺でうなぎランチや温泉を楽しむ、という充実した日帰りドライブコースが組めます。
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【1月・3月も楽しめる】河津桜以外で選ぶ!静岡の早咲き桜名所&穴場スポット
「静岡の早咲き桜=2月の河津桜」というイメージが非常に強いものの、実は河津桜よりも早く咲く品種や、河津桜が散った後の3月に見頃を迎える品種など、時期をずらして楽しめる名所が数多く存在します。
特に「1月」と「3月」は、混雑が緩和されやすく、旅行コストや移動ストレスを抑えたい方にとって狙い目の時期です。
ここでは、1月・3月の旅行計画に最適な、「河津桜以外」の早咲き桜スポットを厳選してご紹介します。
「人混みが苦手」「静かに桜を楽しみたい」「温泉や街歩きも重視したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【1月が見頃】あたみ桜(熱海市)|日本一早い桜と温泉街を同時に楽しむ
熱海市のあたみ桜は、沖縄のカンヒザクラを除けば日本で最も早く咲く桜として知られ、早い年では1月上旬から開花が始まります。
一般的な桜の常識を覆すこの早さは、「冬の旅行で桜が見られる」という強い非日常感を生み出します。
あたみ桜の大きな特徴は、開花期間が長いことです。満開を迎えてもすぐに散るのではなく、2月上旬頃まで見頃が続くため、旅行日程の自由度が高いのが魅力です。
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「あたみ桜」の魅力
あたみ桜の最大の特徴は、「開花期間の長さ」と「梅との共演」にあります。一般的なソメイヨシノが開花から1週間程度で散ってしまうのに対し、あたみ桜は開花期間が約1ヶ月と非常に長いのが特徴です。
これは、ひとつの枝に「早期に咲く花芽」と「後期に咲く花芽」が形成される二段構えの開花特性を持っているためです。
また、同時期に「熱海梅園」では梅まつりも開催されており、「桜と梅を一日で両方楽しむ」という贅沢な体験ができるのは、1月の熱海ならではの魅力です。
見どころ
メインスポットとなるのは、熱海市街中心部を流れる「糸川(いとがわ)」沿いの遊歩道です。
川沿いに約58本のあたみ桜が植えられており、ブーゲンビリアなどの洋花とともに整備された遊歩道は、温泉街の情緒たっぷり。
- 桜茶サービス:期間中の週末などに実施され、温かいおもてなしを受けられます。
- ライトアップ:LED照明で桜が美しく浮かび上がり、昼間とは違った艶やかな表情を見せます。
- 熱海梅園への周遊:糸川からバスやタクシーですぐの場所にあり、セット観光が定番です。
- 写真撮影:糸川遊歩道を中心に、川沿い・海沿い・街中と、写真構図のバリエーションも豊富です。
1月中旬であれば、まだ観光客の動きもピークを迎える前です。温泉で体を温め、日本一早い桜を愛でる旅は、新年のスタートにふさわしい優雅な時間となるでしょう。
あたみ桜が向いている人
- 1月に旅行を計画しているカップル・夫婦
- 温泉や街歩きも一緒に楽しみたい方
- 「混雑前に桜を見たい」人混み回避派
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【1月が狙い目】土肥桜(伊豆市)|濃いピンクが美しい希少な早咲き桜
伊豆市・西伊豆エリアの土肥(とい)温泉でのみ見られる「土肥桜」は、全国的にも珍しい早咲き品種です。
最大の特徴は、濃いピンク色の花。西伊豆の海景色と同時に楽しめる点も見どころで、青い海や夕景とのコントラストは非常に印象的です。
土肥桜の魅力
土肥桜の魅力は、その「圧倒的な色の濃さ」と「希少性」です。
河津桜もピンク色が濃いことで知られていますが、土肥桜はさらに濃い、紅に近いような鮮やかなピンク色(紅種)が特徴です。
また、花びらが大きく茎が長いため、花が下向きに咲く様子はまるでピンクのシャワーのよう。
土肥エリア以外ではほとんど見られない品種であるため、「ここでしか見られない景色」という特別感があります。
おすすめスポット:松原公園と土肥金山
松原公園
土肥温泉の海岸沿いにある公園で、芝生広場を囲むように桜が咲き誇ります。ここでは「土肥桜まつり」のメイン会場として、スタンプラリーや地場産品の販売が行われます。
土肥金山(といきんざん)
観光名所である土肥金山でも、坑道見学とセットで桜を楽しめます。特筆すべきは夜間のライトアップ(17:00〜21:00)。金山の厳かな雰囲気と妖艶な夜桜の組み合わせは必見です。夕日が海に沈むサンセットビューも絶景。
写真好きにもおすすめ
- 観光客が少なく、静かに鑑賞できる
- 西伊豆の海景色と同時に楽しめる
- 写真映えしやすく、夕方〜日没前が特におすすめ
本数自体は多くありませんが、その分1本1本の存在感が際立つため、写真愛好家からの評価が高いスポットです。
ドライブ旅行との相性が良く、富士山が見える日には、桜・海・山を一度に楽しめる贅沢な景色に出会えることもあります。
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【3月におすすめ】掛川桜・山の手さくら|河津桜後も春を満喫できる名所
「2月の河津桜シーズンを逃してしまった」「人混みが苦手でゆっくり見たい」という方に強くおすすめしたいのが、「掛川桜(かけがわざくら)」と「山の手さくら」です。
静岡県西部に位置する掛川エリアでは、河津桜より遅れて咲く早咲き品種が、春の訪れを感じさせてくれます。
ソメイヨシノが咲く前(3月下旬)までの「桜空白期間」を埋めてくれるのが、この2つのスポットです。春の陽気を感じながら、混雑に邪魔されずにお花見を楽しみたい大人旅におすすめです。
- 河津桜ほどの混雑がない
- 新幹線・在来線でアクセスしやすい
- 卒業・春休みシーズンの旅行に組み込みやすい
掛川桜(掛川市):お城と桜の優美なコラボ
掛川桜は、カンヒザクラの系統で、河津桜よりも少し遅れて3月上旬から中旬に見頃を迎えます。
花が手毬のように集まって下向きに咲くのが特徴で、紫紅色の美しい花をつけます。
掛川城の南側を流れる「逆川(さかがわ)」沿いがベストスポット。約2kmにわたり300本以上が植えられており、桜並木の向こうに木造復元天守閣「掛川城」を望む構図は、時代劇の世界のような美しさです。
山の手さくら(焼津市):穴場の桜トンネル
焼津市の朝比奈川沿いに咲く「山の手さくら」は、地元の人に愛される穴場スポットです。
約2kmにわたり約200本の早咲き桜(河津桜)が咲きますが、地形の関係や品種の差で、伊豆の河津桜より少し遅い2月下旬〜3月上旬まで楽しめます。
堤防沿いには桜だけでなく、黄色い「菜の花」や「スイセン」も同時に咲き誇り、ピンク・黄・白の春色コントラストの中を歩くことができます。
こんな人におすすめ
- 3月に静岡旅行を計画している方
- 河津桜のピークを逃した人
- 落ち着いた雰囲気で桜を楽しみたい大人旅
華やかさでは河津桜に及ばないものの、「静かに春を感じる」という点では満足度が高く、旅の締めくくりにふさわしい桜と言えるでしょう。
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目的別で選ぶ|静岡・早咲き桜を満喫するおすすめモデルコース
静岡県は東西に広く、早咲き桜の名所も点在しているため、「移動手段」「誰と行くか」によって最適なプランが全く異なります。
「移動疲れ」「子どもが飽きた」といったトラブルを避けるために、この章では、電車派・ドライブ派・家族連れという3つの代表的な目的別に、無理なく・失敗しにくいモデルコースを具体的に紹介します。
【電車・新幹線派】特急踊り子で行く!熱海・河津の桜&グルメ満喫プラン
2月〜3月の伊豆半島は、道路が非常に混雑します。運転の疲れや渋滞のイライラから解放されたいなら、迷わず「電車旅」を選びましょう。
特におすすめなのが、特急踊り子を使った熱海・河津エリア周遊です。乗り換えが少ない特急列車を活用して、移動中も駅弁やお酒を楽しむのが、大人の賢いお花見旅です。
電車プランの強み
最大のメリットは「時間の正確さ」です。河津桜のベストシーズンである2月中旬〜下旬の週末、伊豆へ向かう国道135号線は大渋滞します。
しかし、電車ならダイヤ通りに到着でき、限られた休日をフル活用できます。
また、駅周辺に桜の名所やグルメスポットが集中している「熱海」と「河津」は、車がなくても十分に楽しめるエリアです。
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【1日目:熱海で「あたみ桜」と温泉グルメ】
午前:東京駅から新幹線または特急踊り子で「熱海駅」へ(約40分〜80分)。
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昼食:熱海駅前の商店街で海鮮丼や食べ歩きグルメを満喫。
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午後:「糸川遊歩道」へ移動し、あたみ桜を鑑賞。夜のライトアップ(16:30〜23:00)も幻想的。
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宿泊:熱海温泉の宿でゆっくり。
【2日目:河津へ移動し「河津桜」のトンネルへ】
午前:熱海駅から伊豆急行線(リゾート21や踊り子号)で「河津駅」へ(約1時間20分)。
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到着後:河津駅を出てすぐが「河津桜まつり」の会場です。川沿い約4kmの桜並木を散策。
混雑する前に、駅周辺の屋台でお土産や桜餅を購入しましょう。
↓
午後:帰路へ。
【2026年最新】知っておきたい「臨時特急」情報
2026年は、大宮駅や高尾駅から乗り換えなしで伊豆へ直行できる臨時特急が運行されます。これを利用すれば、さらに快適な旅になります。
| 列車名 | 運転日(2026年) | 区間 |
|---|---|---|
| 特急 みなみの桜河津桜大宮号 | 2月14(土), 15(日), 21(土), 22(日) | 大宮(8:42発)~伊豆急下田(12:12着)、伊豆急下田(16:01発)~大宮(19:30着)の往復 |
| 特急 みなみの桜河津桜高尾号 | 2月20(金) | 高尾(9:45発)~伊豆急下田(13:24着)、伊豆急下田(16:55発)~高尾(20:45着)の往復 |
※全車指定席のため、事前の予約が必須です。特に週末分は発売開始(1ヶ月前)と同時に埋まることも珍しくありません。
このプランが向いている人
- 運転を避けたい
- 桜+温泉+食事をバランスよく楽しみたい
- 混雑日でも安心して移動したい
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【ドライブ派】富士山×桜の絶景を巡る!駿河湾・伊豆ドライブコース
写真映えや自由度を重視するなら、レンタカーで巡るドライブコースが最適です。
特に駿河湾〜伊豆エリアは、富士山・海・桜を一度に楽しめる数少ない地域として高い人気があります。カメラ好きや、自由気ままに動きたい方には、やはり車が一番です。
ドライブ旅の強み
静岡で早咲き桜を見る醍醐味の一つが「富士山とのコラボレーション」です。
しかし、富士山が見える絶景スポット(函南や西伊豆など)は駅から離れていることが多く、車での移動が不可欠です。
また、伊豆半島は海岸沿いのドライブウェイが非常に美しく、桜への道中そのものがアクティビティになります。
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絶景ハンター向けモデルコース【中伊豆〜西伊豆】
渋滞の激しい東海岸(国道135号)を避け、比較的空いている「伊豆中央道」や「西伊豆」を活用するルートです。
特に富士山は朝の方が見えやすいため、早朝出発+午前中撮影が成功率を高めます。
かんなみの桜(函南町):伊豆の玄関口にあり、柿沢川堤防沿いに約410本の河津桜が咲きます。
↓
移動(伊豆縦貫道〜土肥へ):山越えルートで約50分。信号が少なく快適なドライブが楽しめます。
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土肥桜(伊豆市土肥):河津桜よりさらに早く、色が濃い「土肥桜」の聖地。
↓
浜岡砂丘(御前崎市):浜岡砂丘白砂公園の河津桜は、砂丘の白と桜のピンクという珍しい景色。
↓
温泉宿チェックイン
ドライブの注意点とアドバイス
主要な桜スポットの駐車場は、午前中で満車になることが多いです。朝9時前には最初のスポットに到着するように計画しましょう。
また、日帰りの場合、帰路は東名高速・新東名の渋滞が予想されます。あえて夕食を現地で済ませて、夜20時以降に帰る「時差帰り」も検討してください。
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【家族・子連れ向け】公園で安心!ゆったり楽しめる静岡のお花見スポット
小さな子どもと一緒の場合は、移動距離が短く、設備が整った公園型スポットを選ぶことが重要です。静岡には、早咲き桜を楽しみながら、安心して過ごせる場所が複数あります。
ここでは、「トイレはあるか?」「子どもが飽きないか?」「ベビーカーは押せるか?」といった不安を解消する、公園中心のゆったりプランをご提案します。
公園スポットがおすすめな理由
お祭り会場の桜並木は美しいですが、人混みで子どもが迷子になる心配や、屋台の列に並ぶ大変さがあります。
一方で、「広大な敷地を持つ公園」にある桜スポットなら、芝生広場でお弁当を広げたり、遊具で遊ばせたりしながら、親も交代でゆっくり桜を愛でることができます。
子連れに優しいおすすめスポット3選
さくらの里(伊東市)
「さくら名所100選」にも選ばれた広大な公園。約40種1,000本の桜があり、2月は寒桜や河津桜が見頃。
広大な芝生:レジャーシートを敷いてピクニックができます。走り回っても危なくありません。
ベビーカーOK:園内は舗装された道が多く、移動がスムーズです。
大室山リフト:隣接する大室山のリフトに乗れば、子どもも大喜びのアトラクションになります。
はままつフラワーパーク(浜松市)
四季折々の花が楽しめるテーマパーク。1月〜2月は早咲きの「カンザンジザクラ」が開花します。
フラワートレイン:園内を走る汽車型のバス(有料)に乗って、移動しながら花を楽しめます。
設備の充実:授乳室やおむつ替えスペース完備で、赤ちゃん連れでも安心です。
あらさわふる里公園(御前崎市)
里山の風景を残す自然豊かな公園。早咲きの桜や梅が楽しめます。
ロング滑り台:子どもたちに大人気の長いローラー滑り台やアスレチック遊具があります。
道の駅隣接:地元の新鮮な野菜や食事処があり、休憩や食事に困りません。
ファミリー向けお花見の持ち物リスト
- 防寒着:早春の静岡は日向は暖かいですが、風が吹くと冷えます。着脱しやすい上着を。
- レジャーシート&簡易テント:公園での休憩拠点として。
- お砂場セット・ボール:桜に飽きた時の秘密兵器。
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行って後悔しないために|静岡の早咲き桜お花見・旅行前の準備と注意点
早咲き桜を目的に静岡旅行を計画する際、「思ったより寒かった」「咲いていなかった」という声は少なくありません。
静岡は温暖なイメージがありますが、2〜3月はまだ冬の延長線上。さらに桜は自然現象のため、事前準備の有無で満足度が大きく変わります。
ここでは、服装・持ち物の具体策と開花ズレを防ぐ情報収集方法を整理し、「行って後悔しない」ための実践ポイントを解説します。
2月〜3月の静岡は寒い?|服装・防寒対策と持ち物チェックリスト
静岡の早咲き桜シーズンで最も多い失敗が、「想像以上に寒かった」というケースです。
確かに東京や内陸部に比べると温暖ですが、朝夕の冷え込み・海風・日陰の体感温度を考慮しないと、快適なお花見は難しくなります。
静岡・早春の気温の目安と失敗しにくい服装の基本
気温の目安は、日中で8〜13℃前後、朝夕は5℃前後まで下がる日もあります。
特に、伊豆・海沿いは風が強く体感温度が低いため、服装の基本は「冬寄り+調整できる重ね着」が正解です。
- アウター:薄手ダウン・中綿ジャケット・防風コート
- インナー:ニット+ヒートテックなど保温性重視
- ボトムス:風を通しにくい素材(デニム+タイツも可)
- 足元:スニーカー+厚手ソックス
特に河川敷や公園での桜鑑賞は、立ち止まる時間が長くなるため、歩いている時以上に寒さを感じやすくなります。
持って行くと差が出る持ち物チェックリスト
また、夜桜ライトアップを見る予定がある場合は、昼間より確実に冷え込みます。「昼は大丈夫だったから」と油断せず、夜を基準にした防寒対策を意識すると失敗しません。
- ストール・マフラー
- 手袋(薄手)
- カイロ
- 折りたたみ傘
- モバイルバッテリー
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開花ズレを防ぐ!最新の桜開花情報をチェックする方法まとめ
早咲き桜旅行で最も避けたいのが、「行ったけど咲いていなかった」「もう散っていた」という開花ズレです。
特に河津桜・あたみ桜のような早咲き品種は、年ごとの気温差の影響を受けやすいため、前年と同じ時期に行っても同じ状態とは限りません。
そこで重要になるのが、複数の情報源を組み合わせた開花チェックです。ポイントは、「予想」ではなく現地の“今”が分かる情報を重視することです。
おすすめの情報収集ステップ
- 旅行1週間前:観光協会の開花速報を確認
- 旅行3日前:SNSで現地写真をチェック
- 前日〜当日:ライブカメラで開花状況を最終確認
開花ズレ対策として有効な考え方
- 「満開ピンポイント」ではなく見頃幅のある桜を選ぶ
- 複数スポットを候補に入れておく
- 日帰りより1泊2日で調整余地を持つ
特に宿泊を伴う旅行の場合、多少の開花ズレがあっても、「温泉・食事・街歩き」で満足度を補えるため、結果的に後悔しにくくなります。
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早咲き桜シーズンの静岡旅行をお得に予約しよう
早咲き桜シーズンの静岡旅行は、「見頃が短い」「天候や開花に左右されやすい」という特性があります。
だからこそ重要なのが、エリア選びと予約方法を最初に整理しておくことです。
宿泊先や交通手段をうまく押さえられれば、混雑・費用・移動ストレスを抑えながら、満足度の高い旅が実現します。
桜名所周辺の温泉宿・ホテルをエリア別に探す
早咲き桜旅行では、名所から近い場所に泊まることで、渋滞回避・移動時間短縮・早朝や夜桜鑑賞がしやすくなります
特に河津桜シーズンは日帰り客が集中するため、宿泊=混雑回避+体力温存というメリットが際立ちます。
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エリア別|宿泊拠点の選び方
| エリア | 主な桜 | 宿泊のメリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 熱海市 | あたみ桜 | 駅近・温泉充実・電車移動◎ | 電車派・カップル |
| 河津町 | 河津桜 | 会場至近・早朝鑑賞可 | 写真重視・混雑回避 |
| 南伊豆町 | 河津桜・菜の花 | 比較的静か・海景色 | ゆったり派 |
| 伊豆市(土肥) | 土肥桜 | 海×桜・夕景 | ドライブ派 |
| 掛川市 | 掛川桜 | 新幹線アクセス良好 | 3月旅行 |
宿選びで失敗しないチェックポイント
- 桜名所まで徒歩 or 車15分以内
- 大浴場・温泉付き(早春は体が冷えやすい)
- キャンセル規定が柔軟(開花ズレ対策)
- 駐車場無料 or 近隣駐車場あり
価格面では、2月上旬〜中旬はやや高騰しやすいものの、平日・1月下旬・3月上旬は比較的落ち着く傾向があります。
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新幹線・特急・レンタカーを最安値で予約する方法
宿泊先と同じくらい重要なのが、交通手段の選び方と予約タイミングです。静岡の早咲き桜はエリアが広く、移動手段によって快適さが大きく変わります。
新幹線・特急を安く使うコツ
- 新幹線:早割・EX予約・eチケット活用
- 特急踊り子:指定席の事前確保が必須(繁忙期は満席になりやすい)
- 往復セットで探すと割安になるケースが多い
特に東京・首都圏発の場合、新幹線+在来線 or 特急の組み合わせが最短・最安になることもあります。
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レンタカー利用がおすすめなケース
- 富士山×桜の撮影を狙う
- 西伊豆・南伊豆など公共交通が少ないエリア
- 家族・複数人旅行
レンタカーは、新幹線駅(熱海・三島・新富士など)で借りるのが基本。現地で借りることで、伊豆半島内の移動自由度が大きく上がります。
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交通費を抑える実践ポイント
- 交通+宿泊のセット予約を比較
- レンタカーは桜シーズン前に確保(直前は高騰しやすい)
- 走行距離が多い場合はガソリン代込みプランも検討
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まとめ|静岡の早咲き桜で、ひと足早い春と特別な旅を楽しもう
静岡の早咲き桜は、1月から3月まで長く楽しめる全国でも貴重な桜シーズンです。
あたみ桜・土肥桜・河津桜・掛川桜と、品種ごとに見頃がずれているため、旅行時期や目的に合わせて最適なスポットを選べるのが大きな魅力と言えます。
特に重要なのは、「混雑をどう避けるか」「開花ズレにどう備えるか」という視点です。この2点を意識するだけで、旅の満足度は大きく変わります。
- 混雑が気になるなら、1月や3月・平日・宿泊を組み合わせる
- 開花が不安なら、見頃幅のある桜+キャンセル柔軟な宿を選ぶ
- 体の冷え対策として、温泉付き宿を拠点にする
こうした工夫を取り入れることで、「早咲き桜=大変そう」という印象は一変し、“ゆったり・映えて・思い出に残る旅”に変わります。
早咲き桜は、見頃が短く、同じ景色にまた出会えるとは限りません。だからこそ、行き先と予約をしっかり押さえた人だけが、最高のタイミングを楽しめます。
ぜひこの記事を参考に、静岡でひと足早い春を感じる、あなただけの桜旅を計画してみてください。
観光シーズンの3月は早めの予約が吉◎


